工業高校に行くのはやめておけ!!絶対に普通高校(進学校)のほうがいい理由

記事のタイトルを見てもらえればわかる通り私個人的には工業高校にいかず絶対進学校に行ったほうが良いと考えています。工業高校と一口に言っても学校によって全然違うと思いますし一概に言えない部分があると思いますが、今現在進学先で悩んでいる方も多くいると思うのでこの記事を少しでも参考にしていただければ幸いです。

 

工業高校にいかないほうが良い理由一つ目

授業が全然進まない。工業高校に進みたいという人の中には熱意ある学生も多いと思います。高校で高度な技術をいち早く身に着けて就職したい。そう思っていませんか。

しかしあまり高校では高度なことは学びません。そもそも工業高校は普通の一般科目と専門科目があります。

ゆえに高校の授業という限られた時間の中で学べることは少なくどちらも中途半端な知識しか得られません。

数学は進学校で言えば数1,2,3とA,B、Cを通常なら学ぶと思いますが工業高校ではそこまで学ぶものはまれだと思います。よほど学習意欲があり自ら積極的に担任の先生や担当教科の先生に尋ねる生徒ではないと授業でここまで教えてくれません。やったとしても数1,2、A,Bぐらいではないでしょうか。

またこのグローバル化が叫ばれ英語ができることがいわば当たり前となっている世の中において工業高校はほとんど英語の勉強をいたしません。もちろんやることにはやるんですけども中学英語また繰り返し何度もやるところが多いと思います。

 

工業高校にいかないほうが良い理由二つ目

自分の頭の良さを勘違いしてしまう。

これは井の中の蛙とでもいうのでしょうか。工業高校は進学校に比べて本当にテストが簡単な場合が多いです。ゆえにテストで高得点を取ることが容易になっています。そうすると何が起こるかというと意外と自分は頭が良いのではないかと勘違いしてしまいます。頭の良さを勘違いした生徒が高度な勉強をしたいと思い指定校推薦などでちょっと上の大学に入ってみたはいいけど地道に勉強してきた人たちとの差を身にしみて感じさせられるでしょう。

 

工業高校にいかないほうが良い理由三つ目

やっぱり進学したくなって進学してもまた同じ授業を繰り返す。そしてあっけなく高校で学んだ範囲は超える。

これはかなりショックではございませんか。

工業高校に進んだが大して技術を学ぶことができなかった。もっと勉強したい。そう思った学生が選ぶ先はもちろん進学ですよね。もちろん大学などの進学先の生徒は普通高校出身の生徒が多数います。なので一から専門分野について学ぶことが必要になってきます。そうすると三年間で学んできた専門分野の知識が一応工業高校出身の人にもあるわけです。なので最初の半年間ぐらいはいい意味でとらえるとするならば勉強を先にやっていたので有利に働く。悪くとらえるとするならばまた一から学んでいるので意味が全くない。

でもその間普通高校出身の生徒は新たな知識を学んでいるわけです。同じ知識をまた入れている人たちと新たな知識を蓄える生徒どちらが成長できているか一目瞭然ではないでしょうか。

 

工業高校にいかないほうが良い理由四つ目

進学後に苦労する。

これは正直本当に苦労すると思います。大学で専門分野を学ぶといっても一般教養の科目がないわけではないのです。というか最初の一年間は一般教養科目がたくさんあります。そこで苦労する分野は物理科目と数学科目です。これはかなり苦労します。なぜならば先に書いた通り普通高校出身の人たちは一から専門分野を学ぶことができるのです。

しかし大学では数学や物理の知識は高校で学んであるということを前提に話を進めていきます。そこで工業高校出身者たちは面食らいます。普通高校出身者たちは基礎があるので高校の延長戦で学んでいけるのですが、工業高校出身者たちはいきなりわけのわからない方程式が出てきて、しかもまわりはなぜか理解している。そんな状況が続きます。

また数学の重要性を改めて理系の方々は思い知らされます。情報系の大学を例にとってみると数学の知識がなければ画像処理など全くできません。それは学んでみないことにはおそらくわからないだろうと思いますが数学というのはとても重要になってきます。行列だsin,cosなどに苦労することでしょう。

 

工業高校にいかないほうが良い理由五つ目

就職先がそもそも工場勤務ばかりで思い描いていた就職先がない。

近年では工業高校の中でも情報分野いわゆるパソコン・IT分野の学科が設置されている工業高校が多くあると思います。情報系に来る生徒たちはゲームを作りたい・SEやプログラマーは何となくだけど頭の中に浮かんでおり、そんなところに就職したい。そう思っている人も多いのではないでしょうか。

しかし現実はそんなに甘くありません。

情報系の就職先でゲーム会社やプログラマーの求人はほとんどありません。それらの求人のほとんどが専門学校および大学に求人が行きます。工業高校の就活のシステムは高校に来た求人を成績順や部活などのスポーツで活躍してきた人が順番に奪いとる感じだと思います。大学のように自由応募で就職先を決めるのではなく、来た求人食いつくという感じなのでそこから就職しても自分の思い描いていた就職先がなく、泣く泣く入った企業で働きすぐにやめる人も多いと思います。

またこれは勝手な私の見解ですが、私は以前から不思議に思っていました。工業高校出身でも大手の内定先が結構あることを。工業高校といっても上位の成績を収めるとあの有名な世界的大企業の車会社が求人にあることはよくあります。でもそこに書かれている求人はやはり工場勤務です。工場勤務を決して馬鹿にしているわけではございません。むしろ大学を出て中小企業に就職している人たちよりもよっぽど社会保障が充実していて給料がよく残業代もボーナスもいいところもいっぱいあります。

しかしこのような会社は高校出身の人に求められているのは会社のブレーンになることというよりは一つの歯車になってほしいんじゃないかと感じます。もちろん会社はいっぱいありそんなことない会社はいっぱいあると思いますけどね。

 

逆に工業高校の強みは

それは高校が進学先をあっせんしてくれるところではないでしょうか。クラスの担任や就職担当の先生たちが必死になって就職先を探してくれのは大学ではないと思います。これが工業高校の強みだと思います。

 

それでも工業高校にいってもいいんじゃないかと思う人

それは明確に自分のビジョンが見えている人は言ってもいいんじゃないかと思います。例えば芸人になりたい。プロスポーツ選手になりたい。漫画家になりたい。飲食店の仕事をしたい。高卒の公務員で役所で働きたいなどなど。様々な目標が人生にはあると思いますが、もちろん目標は変わっていくものだとは思いすが、これら自分が高校卒業後どのようになりたいかある人は言ってもいいんじゃないかなと思います。

 

またどうしても高校生から専門知識を学びたい人は工業高校ではなく高専なら工業高校よりかはましなんじゃないかなとは思います。

 

 以上で私の見解を述べさせてもらいましたがもちろん工業高校は多数あり進学にも就職にも力を入れていて話が違うよという場合もあると思います。ですが私が感じたものはこのようなものになっていますので参考程度に考えてもらえればと思います。