村田諒太 クローズアップ現代+に出演 火に油が注がれたと語る 感想
村田諒太がクローズアップ現代+のインタビューに答えた。
試合の判定について議論になっているがそういう声は聞こえているかという質問に対し
「すごい入ってきました。」と語り、続けて村田は、ただこれを言うと村田は負けてかわいそうだといわれているがそうではない僕にとって最悪な結果は変な判定で自身が勝ってしまうことだという。
またこの試合を通じて自身の可能性を感じられた。
変な判定をされて憔悴しきっていると思われているが全くそんな感じはないという。
エンダムと試合後たたえあったことに対して素晴らしいということに対して
村田は、謙虚にこう語った。勘違いしてほしくないのは僕は全然いい人でない。大学のデビュー戦で負けを食らった。しかもその時レフェリーに失格にされて負けたという。そのとき村田がとった行動がコーナーポストを蹴っ飛ばしてやってられるかといって帰っていった。もとはそんな人間なんだといった。
そして最後にボクシングに対する情熱は全く覚めることなくむしろ火に油を注がれたというぐらいの気持ちではあると語った。
さらにボクシング界からの激励としてボブアラム氏が村田に激励をかけてくれた。
今回の村田選手へのインタビューでは村田選手らしさが出ていたのではないかと感じた。自分に起こった出来事をマイナスにとらえるのではなくむしろ自分自身がミドル級という強豪ひしめくなかできちんと実力が通用していることを証明できた、そうとらえることができているのは素晴らしいことだと思った。
敗戦してもなおボクシングへの情熱は冷めることがないという一言にボクシングファンからすればこれからの村田諒太選手を応援したくなる、そんな風に思わせてくれました。
村田選手は自分はそんなに素晴らしい人ではないという風な答えを返していたがやはり素晴らしいと私は感じた。どんなに口で判定に不服はないといってもベルトにあと一歩のところで負けてしまった。そんな相手と健闘を称えあえる人がどれぐらいいるだろうか。村田選手そしてボクシングは素晴らしいスポーツだなと感じた。
また対戦相手であるアッサンエンダム選手もまた全力を尽くして戦った一人だということをボクシングを見ていた人たちには伝えたい。
そこで、やっぱり判定の明確化など選手の努力を無駄にするようなことにならないように尽力を尽くしてほしいと思った。
村田諒太
1986年1月12日生まれ
ロンドンオリンピックミドル級金メダリスト
2013年8月24日プロデビュー戦
2017年5月20日WBAミドル級王座決定戦 VSアッサン・エンダム